学修成果可視化システム Assessmentor
~教学マネジメントへつなげるための~
- 卒業時の質保証って大変そう・・・
- カリキュラム・マネジメントって、何をやればいいの?
- 学生の成長過程を可視化したい
- 授業改善のために有効なデータが欲しい
- ディプロマポリシーとカリキュラムの整合性を可視化
- カリキュラムマネジメントのためのアセスメントを仕組み化
- シラバスの到達目標ベースでの学生自身の理解度チェック
- 学生の成長過程を可視化しディプロマサプリメントとして活用可能
- TOEICやPROGテスト等の外部試験データも取り込み可能
学修成果可視化システム Assessmentorのコンセプト
学生自身が、自分の思い描いた未来を実現するために必要な力について考え、必要な力を獲得するための計画を立て、計画に基づいた履修を行うというサイクルを半年に1度行うことで、学生の学問への取り組み姿勢を「与えられた学習から、自ら獲得するための学修」へと段階的に確立するよう促します。また同時に、学生が自己評価を行った結果を成績と合わせ、総合的に分析することで、3つのポリシーやアセスメントポリシーにもとづくカリキュラムマネジメント体制の確立を支援します。
学生の夢目標の実現
教員の授業改善
学校としてのカリキュラム・マネジメント・サイクルの確立を支える基盤システム
「与えられた学習から、自ら獲得するための学修」へ学生を促す運用サイクル
学生は最初に、将来自分がどうなりたいか夢・目標を描いた上で、次の半年何を頑張るか整理を行います。
次に学生は、担当教員の履修指導などを受けながら、ビジョン実現のための履修計画を立てます。
学生は履修計画に基づき、授業を受講します。
全ての受講が終わったら、学生自身に、自分がどの程度授業内容を理解できたのかを自己評価してもらいます。
学生が自己評価を行うと、教員からの評価である成績評価と合わせて、学修成果がチャートで示されます。
学生は、自分が夢・目標に向けどこまで成長できたかを視覚的に確認し、また次の半年の計画を立てます。(②へ:以後くり返す)
以上のサイクルを回すことで、単に卒業要件をみたすための履修行動から、自分に必要な力を養うための履修行動へと、学生を促します。
学生への効用
カリキュラム全体を俯瞰して学ぶ意味の確認を促す
カリキュラムの意図を分かり易く示すことで、大学で学びながら将来の進路を考えたいという学生から、 明確な夢・目標に向かって専門性を身に着けたいと願う学生まで、学ぶ意味を感じながら履修できます。
学修姿勢の変化を促す:与えられた学習から自ら獲得する学修へ
半期に一度の自己評価と組み合わせて、面談指導による動機づけを行うことで、「与えられた学習から、自ら獲得する学修へ」、学問に対する取り組み姿勢のステップアップをサポートします。
主体的に動くことへの気づきを促す
自分が立てた計画を定期的に振り返ることで、自ら主体的に動かなければ何も変わらないことを、 人から指摘されて知るのではなく、自分自身で気づくことを促します。
教員への効用
授業内容のどの部分が理解しづらかったかがわかる
授業評価アンケートでは得られない、授業内容に関する学生の理解度情報が得られます。低成績の学生がどこでつまづきやすいのかや、好成績の学生でも理解が難しいポイントはどこかを、分布図として確認でき、翌年度の授業改善に役立てられます。
教員に受け入れやすいデータ整備につながる
授業評価アンケートでは、学生が教員の授業を評価するという構図から、教員にとっては素直に結果を受け入れにくいケースもありますが、本システムでは、学生が自分の理解度をフィードバックしているという形のため、教員が受け入れやすいデータとなります。
成績情報と学生の理解度情報を紐づけて授業改善方策を検討できる
学生の理解度と成績データとのクロス分析が可能なため、成績上位層と下位層を分けて傾向をとらえることができ、それぞれの対策を考えるヒントが得られます。
学科(大学)への効用
学科がチームとして実現しようとしている教育構想を共有する機会をつくる
先生方に、カリキュラムの構想や、各科目の役割を再確認していただき、ディプロマポリシーに定める力を学生に修得してもらうための「学修サポートの在り方」を検討いただく機会につながります。
学生の理解度を授業改善のための基礎情報として活用しやすくする
学生が授業を評価した結果ではなく、学生自身が授業内容を理解できたかどうか自己申告し、これを自動集計することで、授業改善のための基礎情報を手間をかけずに各担当の先生方へフィードバック。
カリキュラム改善のための基礎情報が収集できるようになる
学科がチームとして取組むカリキュラムの構想が、想定通りに機能しているかを可視化することで、学生のつまずきやすい部分を明らかにし、充実すべきカリキュラムのポイントを検討可能にします。
学修成果可視化システムAssessmentorの運用で実現できる3つの改善サイクル
学修成果可視化システムAssessmentorを運用するために必要となる作業
学生は半期に一度、科目毎の到達目標に対し、理解度を自己評価するだけです。学生が自己評価をすると、カリキュラムマップに基づき、成績と自己評価結果が自動で集計・分析され、学修成果が可視化されます。
教員はシラバスを作成するときに到達目標を定め、後は、これまで通りの方法で試験採点を行うだけです。教員にとっては、これまで行ってきた通常業務を行うだけで、負担を増やすことなく、基本的な運用を行うことができます。