3000名以下の私立大学が、各校の持つ独自の良さを発揮するきっかけづくり
「株式会社学びと成長しくみデザイン研究所」は、「株式会社ハウインターナショナル 学びと成長サポート事業部」の取り組みから生まれました。
2012年1月株式会社ハウインターナショナルに学びと成長サポート事業部をおいて、情報システムの側面から高等教育機関の支援をスタートしました。しかし、情報システムだけで解決できることはほとんどなく、「学校をよくするためだったら何だってやります」と頑張っているうちに、次第に情報システムとは関係ないお手伝いが増えてまいりました。そして、大学・短期大学を40校ほど全力でサポートした頃、次の2つのことに気づきました。
1つ目は、学内にある様々な問題に個別バラバラに対処をしても決して学校はよくならず、様々な問題に総合的かつ戦略的に取り組んで初めて問題が解決されるということ。
2つ目は、「総合的かつ戦略的に取り組む」ための学内合意形成の仕組みや、組織全体がチームとして動くための仕掛けづくりには、外せないポイントがあるということ。
この「総合的かつ戦略的に取り組む」ための仕組みは、学科構成や育成する人材像などとの相関は低く、学校規模が同じであれば概ね同じ仕組みになります。学校の規模感が同じであれば、学校ごとの状況(建学の精神、学校を取り巻く環境、実施されている取り組み、また学校に属する方々が組織として経験してきたことなど)に合わせて一緒に知恵を絞り、いい学校づくりをしようと一生懸命に取り組むと、不思議と同じような「総合的かつ戦略的に取り組む」ための仕組みにたどり着きます。
しかし、この仕組みは、強制的に組織に導入をしても絶対にうまくいきません。
「株式会社学びと成長しくみデザイン研究所」は、これらの学びをより多くの学校にお届けし、次の4つに取り組むために設立しました。
1. 「総合的かつ戦略的に取り組む」ための仕組みづくりに学校の方と一緒に取り組み、各学校に合った「学校を継続的によくしていくための仕掛け」を確立する
2. 確立した「学校を継続的によくしていくための仕掛け」を運用・改善し続けることのできる内部人材を各学校に増やす
3. 学生が能力的にも人間的にも成長する環境づくりを支援することで、各地域を支える分厚い中堅人材の形成に貢献をする(元気な若者を増やす)
4. 各地域を支える分厚い中堅人材の形成に貢献をすることで、「地方活性化」の実現に取り組む
我々にできることは、3000名以下の私立大学が、各校の持つ独自の良さを発揮するきっかけづくりです。 やるべきことはすでに学校の中にあります。 いい学校づくりに、ぜひ一緒に取り組ませていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
我々のミッションは、学生の学びと成長のサポートを通じて、
元気な若者を増やすことです。
元気な若者とは、”今”を受け入れたうえで、未来に希望を見出し、自分の力・仲間の力を信じて、勇気ある一歩を踏み出せる人。我々は、元気な若者が日本に増えることが、日本の活力を生み、日本らしい明るい未来を生み出す力になるものと信じています。